おばあちゃん先生、最後の弟子による”茶道”覚え書き

先生から習ったことを、余すことなく書き留めたい

先生との出会い

「頭キレッキレのおばあさんがいるんだけど会ってみない?!」

と、友人から紹介されたのが先生との出会い。

会う前に、先生は茶道の師範として、本も出したこともあるほどの人物だと聞かされる。

茶道なんて言われても、私には何もわからないし

なんか礼儀にうるさい人なのかなぁ なんて思いながらも、会ってみることに。

 

友人の車で先生の自宅へ行き、

先生をピックアップしてレストランへ。

 

お茶の先生だって聞いてるから、ちゃんとご挨拶しないとー

車から降りて挨拶しようとした私を制する先生

「自己紹介はあと!まずレストランへ行きましょう!」

ほんとチャッキチャキで、こんな元気なおばあさんいるのかね という感じ。

レストランでは、自己紹介のような身辺調査のような会話(質問)をされたのち

 

「ところで、あなたは源氏物語はどうして書かれたと思う?」

と先生。

 

えーーっと、、、源氏物語って紫式部だっけ。内容すら覚えてないのに、どうしてなんてわからないよぉ😭

 

浅はかな知識で対抗しても、到底かなわないことはすでに感じでいたので

「えーっとえっと、、、、どうしてですか?」と正直に尋ねる。

「わたしはね、これは紫式部による体制批判だと思うの!」と自論を展開する先生。

そこから、当時の日本建築、京都のお寺の話になり、私と友人は

「へぇーそうなんですか」と感心するばかり。

 

詳細は覚えていないので(笑)割愛するとして、

のっけから、脳みその使っていない部分を刺激されたような体験で。

とにかく衝撃的な出会いでした。

 

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これがきっかけで、私は 中田あっちゃんのユーチューブチャンネルで源氏物語を学び

林真理子さんの「源氏物語」を読みました。

(「あさきゆめみし」読んでないけど懐かしいなぁ。当時の受験生必須だったよね)

 

今は新潮日本古典集成による解読本に片足つっこんでます。

難しいけど、楽しい。