茶道を始めたい!流派は?表千家か裏千家?
先生との衝撃的な出会いから、茶道にがぜん興味を持ったわたし。(単純、、、、😅)
茶道教室でお稽古を始めてみたいと思うようになりました。
わたしが普段生活する場所は、先生のご自宅からも遠く、そもそも先生はコロナ以降は教えることを辞めてしまっている。
近所でお教室を探さないといけないけれど、茶道って流派がいろいろ。
裏とか表とか、何なんだ ですよね。武者小路というのもある。
(今ならわかる、この3つが千家と言われるもので、それぞれ茶室があった通りの名前や場所に由来しているのよね)
そこで、先生に相談すると、
「千利休には、実子の千道安と、再婚した奥さんとの千少庵がいて〜」というところから、
すらすらすらーと流派の成り立ちについて説明してくれました。
しかも、○○は実は千利休の隠し子の子どもで、でも裏千家の人は認めたがらないのよ とか裏話まで。
(この年でこの暗記力、ほんとすごいおばあさんだわ(^^;; )
結論としては、どちらが良いというものではないが、「近所に裏千家の教室があるなら、裏千家が良いのでは」ということでした。
ご自身が裏ということもあるけれど
先生がおっしゃるには
「お道具やさんなどへ行っても、裏千家のものが主流でチョイスも多い」つまり、茶道をするのにメインストリームにいた方が、何かと機会や選択も多いのではないかとのこと。
裏千家の教室の門戸を叩くことにしました。
先生との出会い
「頭キレッキレのおばあさんがいるんだけど会ってみない?!」
と、友人から紹介されたのが先生との出会い。
会う前に、先生は茶道の師範として、本も出したこともあるほどの人物だと聞かされる。
茶道なんて言われても、私には何もわからないし
なんか礼儀にうるさい人なのかなぁ なんて思いながらも、会ってみることに。
友人の車で先生の自宅へ行き、
先生をピックアップしてレストランへ。
お茶の先生だって聞いてるから、ちゃんとご挨拶しないとー
車から降りて挨拶しようとした私を制する先生
「自己紹介はあと!まずレストランへ行きましょう!」
ほんとチャッキチャキで、こんな元気なおばあさんいるのかね という感じ。
レストランでは、自己紹介のような身辺調査のような会話(質問)をされたのち
「ところで、あなたは源氏物語はどうして書かれたと思う?」
と先生。
えーーっと、、、源氏物語って紫式部だっけ。内容すら覚えてないのに、どうしてなんてわからないよぉ😭
浅はかな知識で対抗しても、到底かなわないことはすでに感じでいたので
「えーっとえっと、、、、どうしてですか?」と正直に尋ねる。
「わたしはね、これは紫式部による体制批判だと思うの!」と自論を展開する先生。
そこから、当時の日本建築、京都のお寺の話になり、私と友人は
「へぇーそうなんですか」と感心するばかり。
詳細は覚えていないので(笑)割愛するとして、
のっけから、脳みその使っていない部分を刺激されたような体験で。
とにかく衝撃的な出会いでした。
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これがきっかけで、私は 中田あっちゃんのユーチューブチャンネルで源氏物語を学び
(「あさきゆめみし」読んでないけど懐かしいなぁ。当時の受験生必須だったよね)
今は新潮日本古典集成による解読本に片足つっこんでます。
難しいけど、楽しい。